首都高「10号晴海線」延伸に期待高まる! 今はわずか2.7kmの「盲腸線」も、大躍進の日は近い

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東京都心部の道路交通事情を大きく変えるであろう、「首都高速10号晴海線」延伸計画をご存じか。

晴海線の延伸計画とは

首都高速10号晴海線(画像:(C)Google)
首都高速10号晴海線(画像:(C)Google)

 首都高速湾岸線から都心方向へ2.7km伸びている「首都高速10号晴海線」。現在は交通量が少ないこの路線には、首都高速都心環状線(C1)へ延伸する計画が存在する。この延伸計画が、東京都心部の道路交通事情を大きく変える。

「盲腸線」という言葉をご存じだろうか。これは主に鉄道に対して使われる言葉で、厳密な定義はないものの、

・利用者が少ない
・路線長が短い
・起点と終点のどちらかが他の路線と接続していない

路線を指すことが多い。人間の盲腸のように、短く、重要ではない様相を呈している路線が、盲腸線と呼ばれるのだ。

 そんな盲腸線の首都高速版が、東京の湾岸地域に存在する。それが首都高速10号晴海線だ。

 晴海線は、首都高速湾岸線の東雲(しののめ)ジャンクション(JCT)を起点とし、記事を執筆している2022年8月時点では、晴海出入口を終点とし、その先は他の自動車専用道路に接続していない。路線長は、首都高速のなかでも3番目に短い2.7km。そして、1日あたりの交通量は、現時点で最新版の「平成27年度 全国道路・街路交通情勢調査」によると、首都高速でも最低レベルの1万台/日程度(調査当時の開通区間である東雲JCT~豊洲出入口間の数値)となっている。

 現時点では盲腸線である晴海線だが、実は延伸計画がある。それが、晴海出入口からそのまま北東に進み、C1に接続するプランだ。

 開通済み区間の晴海線は全線に渡って高架区間だ。一方、延伸計画では晴海出入口から地下区間に入り、晴海通りに沿って銀座方向へと向かう。そして、当初の計画では、築地本願寺付近で上下線のルートが変わり、C1方向の上り線はそのまま晴海通りに沿って銀座方面へ進み、現在の銀座出入口付近で、湾岸線方向の下り線は築地川公園沿いに地下を通過し、既存の新富町出口の流出路を活用しながら、それぞれC1に接続する予定だった。

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