日本とかなり違う「国鉄民営化」 ヨーロッパの“誰でも参入できる”鉄道改革ってどんなもの?

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日本でJRが誕生したのは1987年。ちょうど同じ頃、ヨーロッパ各国でも国鉄の民営化が進められていた。EUの意向で導入された「上下分離方式」また「オープンアクセス」とはどのようなものなのか。

導入により洗練されたイタリアの鉄道

 イタリアの鉄道は、それまで決して洗練されていると言えるようなサービスではなかったが、この数年で劇的に変化したことは間違いない。

 競合他社の参入という危機感が、この変化をもたらしたことは間違いなく、現在のミラノ ― ローマ間の公共交通機関シェアでは、鉄道利用者は他を圧倒している。これぞEUが目論んでいた、オープンアクセスの代表的な成功例として挙げることができるだろう。

 他社の参入を真っ先に許したイタリアだが、2021年12月には念願のフランス市場参入を果たした。高速列車フレッチャロッサがパリへ乗り入れ、まもなくフランス国内だけの運用も開始する予定だ。

 TGVの牙城であったフランスも、今後は他社参入による市場活性化が期待される。

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