「日本に技術を取り戻したい」 日産CEOの熱きレガシー宣言! AIで加速する開発力、中東を「宝石」と呼ぶグローバル戦略とは【リレー連載】頑張っちゃえ NISSAN(9)
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ビジョンを支える戦略的要素

インタビューでエスピノーサ氏は、日産におけるAIの戦略的な位置づけについて語った。AIが開発スピードの向上に貢献し、さまざまな役割を担っていると説明する。
かつては技術者が手描きでスケッチを起こして車両を開発していたが、今はAIを使ってスケッチ工程を加速させている。一見すると地味な手法だが、開発プロセスを数週間短縮できる効果がある。
さらに重要なのは、AIが自動運転技術の土台になる点だ。日産はかなり前からこの分野に取り組んでおり、AIの導入によってプロパイロットをはじめとする技術が一段と進化する見通しだという。車両デザインなどの幅広い領域でもAIを活用し、開発期間の短縮や効率化を進めている。
社長の発言からは、日産が長年培ってきたプロパイロット技術に、AIが新たな飛躍をもたらすという自信が読み取れた。
●実際の発言内容
「AI is playing many roles in the company today.It’s helping us fast our enabling speed.Speed of development is one of the things that we are utilizing AI and data a lot.To give you an example,you know we used to design cars where our designers started to sketch by hand.Now we are using AI to accelerate the sketching process.It sounds very simple but it’s saving us weeks of a development process.And more importantly,AI will become the foundation of autonomous drive technology.As you know Nissan started in this field many years ago.」
「現在、AIは会社内で多くの役割を担っている。開発スピードの向上に大きく貢献しているのだ。開発スピードこそが、われわれがAIとデータを多用している分野のひとつだ。例を挙げよう。かつてはデザイナーが手描きでスケッチから始める自動車設計だった。今ではスケッチ工程を加速させるためにAIを活用している。単純に聞こえるが、開発プロセスで数週間の短縮を実現している。さらに重要なのは、AIが自動運転技術の基盤となることだ。ご存知のとおり、日産はこの分野に何年も前から取り組んでいる」