阪神・淡路大震災から30年…「神戸元町」が再開発で取り残された根本理由

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神戸市が中央区の元町駅周辺再整備に向け、近くワーキンググループを発足させる。兵庫県が県庁建て替えに合わせて整備する計画だったのに、なぜ独自に動きだしたのか。

2026年度末にも再整備策

戦前の三ノ宮駅跡に建つJR元町駅(画像:高田泰)
戦前の三ノ宮駅跡に建つJR元町駅(画像:高田泰)

 元町駅周辺には神戸元町商店街、元町高架通商店街、百貨店の神戸大丸など多数の商業施設が密集しているほか、異国情緒が漂う街並みの旧居留地、中華街の南京町など観光名所も。1931(昭和6)年まで現在の元町駅に三ノ宮駅があり、名実ともに神戸市の中心だったのに、いまや三宮に都心のにぎわいが移ってしまった。

 この状況を打破しようとようやく神戸市が動き始めた。近く有識者や地元のまちづくり団体などとともにワーキンググループを設けて元町駅周辺の果たすべき役割や将来の方向性、高架下と駅前広場の活用策などを協議、2026年度末にも再整備策をまとめる方向だ。

 再整備策は民間投資を呼び込むことも意識しながら立てる方針。神戸市都心三宮再整備課は

「兵庫県にもオブザーバーで参加してもらい、元町を元気にできる構想を打ち出したい」

と力を込めた。

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