老朽化進む「中央道」 10年で半数が50年選手! 渋滞と工事の深刻化を読み解く
中央自動車道は開通45年以上が経過し、交通量増加で老朽化が進行。NEXCO中日本は約1.5兆円規模のリニューアル工事を実施し、渋滞緩和も図っている。利用者減少が見込まれる一方、物流貨物の大型車増加で路面負担は増加。安全維持と利用者負担の両立が課題となっている。
3kmで1時間超の渋滞問題

道路管理者は多様な手法を模索しながら集中工事やリニューアル工事を進めている。中央道でも徐々に、毎年5月に行われる集中工事による渋滞の規模が緩和されている実感がある。
しかし、それでもなお大幅な所要時間を要する渋滞が発生することは避けられない。場合によっては、3kmの距離で1時間以上かかるケースもあるため、利用者にとって渋滞の規模を予測しづらいのが工事渋滞の厄介な点である。
とはいえ、工事に関する情報提供能力は年々向上している。利用者側も、どの情報手段を使い迅速かつ的確に情報を得るかが重要となる。
また、利用者の声やアンケートを踏まえ、今後の工事手法を検討する外部評価型マネジメントの導入にも期待がかかる。現状の利用者の意見を尊重しながら政策を進めることが、これからの課題だといえる。