野球の「リリーフカー」は本当に必要? プロ野球セパ12球団を徹底検証、知られざる歴史と意外な現状をご存じか

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リリーフカーは単なる移動手段ではなく、試合の演出や観客体験において重要な役割を果たしている。その復活や新しいデザインの導入は、時代の流れや球団の方針によって変わることがあり、今後も注目されるポイントだ。

楽天、西武、日本ハムとの接点

 最後は東北楽天ゴールデンイーグルス、埼玉西武ライオンズ、北海道日本ハムファイターズである。

●東北楽天ゴールデンイーグルス「創設以来ホームで使用歴ナシ
 東北楽天は2005(平成17)年の球団創設以来、宮城球場(楽天モバイルパーク宮城)を本拠地として使用している。同球場は構造上、リリーフカー使用の必要がない。

●埼玉西武ライオンズ「西鉄時代からリリフカーとは無縁
 西鉄ライオンズ、太平洋クラブライオンズ、クラウンライターライオンズ時代の本拠地としていた頃の平和台野球場はリリーフカーが使用されていなかった。そして、現在の埼玉西武ライオンズが本拠地とする西武ライオンズ球場(ベルーナドーム)でもリリーフカーは未使用である。

●北海道日本ハムファイターズ「新球場で使用再開
 東映フライヤーズ時代の本拠地、駒澤野球場ではリリーフカーは使用されていなかった。この球団が初めてリリーフカーを使用したのは、後楽園球場に移ってからだ。しかし、巨人同様に東京ドームが完成した後は使用しなくなった。その後、2004年に北海道日本ハムファイターズとして札幌ドームに移転したが、そこでもリリーフカーを用いていない。ところが、2023年からエスコンフィールドHOKKAIDOに拠点を移すと状況が変わった。この新スタジアムは、ブルペンが非対称の両翼にブルペンが設置されており、そこからマウンドまで投手を運ぶ仕組みだ。使用されている車種はクボタ・ユーティリティビークルで、これは農業や建設現場、ゴルフコースなどでの多用途に対応するために設計された多目的車両だ。それが、球場の雰囲気に合わせてカスタマイズされている。

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