ライドシェア運転手の「3分の1」が事故経験あり! 日本政府やる気満々も、「米国研究」が明らかにした事故の根本原因とは
日本版ライドシェアが2024年4月から東京23区などで始まっているが、利用者の約81.7%が「利用したくない」と回答。事故率の高さやハラスメント、ドライバーの不安定な立場が懸念されており、改善が求められる。
副業ドライバーの疲労問題

2024年2月、米イリノイ大学シカゴ校とブルームバーグ公衆衛生大学院の合同研究チームが学術雑誌「Journal of Safety Research」で発表した研究によると、ライドシェアドライバーの
「3分の1」
が業務中に事故に巻き込まれていたという。
ライドシェアドライバーは比較的新しい職業であるため、仕事中の事故やケガに関する情報が十分に集まっていない。今回の研究は、そうしたライドシェアドライバーの事故率を数値で示した初めての調査となる。277人のライドシェアドライバーから得たアンケート結果を分析した
ライドシェアドライバーの事故率が一般のタクシーより高い理由は、副業として運転している人が多いため、
「運転中の疲労度が高い」
ことにある。さらに、利用者との連絡や対応で
「スマートフォンを頻繁に使用する」
ことも、注意力を低下させる要因になっている。本業や家業で疲れた状態や睡眠不足のままスマートフォンを操作しながら運転すれば、事故が増えるのも無理はない。