時代遅れ? バイク「スポークホイール」はなぜ消滅しないのか

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ホイールは、大きくわけて「スポークホイール」「キャストホイール」の2種類がある。キャストホイールは新進気鋭だが、“旧式”のスポークホイールが淘汰されないのはなぜなのか。

スポークvsキャスト

オフロードバイクのタイヤ(画像:写真AC)
オフロードバイクのタイヤ(画像:写真AC)

 一般的なバイクの部品点数は600~1500点、自動車は約3万点といわれるのに対し、バイクの部品点数はそれほど多くない。バイクはカスタマイズ性が高く、好きなパーツをアフターパーツに交換してバイクライフを楽しんでいるユーザーも多い。そんなバイク部品のなかでも、外せない重要パーツが「ホイール」だ。

 ホイールには大きくわけて

・スポークホイール
・キャストホイール

の2種類がある。スポークホイールは、リムとハブを太い針金のようなワイヤースポークでつないだもの。一方、キャストホイールは鋳造によって製造されるもの。スポークホイールの方が歴史は長いが、性能はキャストホイールに劣るといわざるを得ない。スポークホイールは剛性が低く、当初は有利だった重量もキャストホイールの進化とともに優位性を失っている。いわば、“旧式”のホイールである。

 例えば、車体構成がほぼ同じでスポークホイールとキャストホイールの両方が用意されているスズキのVストローム650と650XTの場合、スポークホイール装着の650XTが215kgなのに対し、キャストホイール装着の650は212kgで、スポークホイール装着モデルの方が重い。それなら、スポークホイールはとっくの昔に姿を消しているはずだが、生き残っている。

 新進気鋭のキャストホイールに“旧式”のスポークホイールが淘汰されないのはなぜなのか。

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