バイク前方に装着!「タンクバッグ」はなぜライダーに愛されるのか? その魅力を解説する

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本稿では、ライダーの強い味方である「タンクバッグ」の特徴や他のバイクバッグとの比較、使い方のポイントなどを詳しく解説する。

日帰りツーリングで愛用されるバッグ

バッグを装着したオートバイ(画像:写真AC)
バッグを装着したオートバイ(画像:写真AC)

 バイク愛好者にとって、ライディングは自由とスリルを求める冒険である。その冒険に欠かせないのが、必要な荷物をスマートかつ便利に運ぶためにバイクに取り付ける「バッグ」だ。長距離ツーリングには欠かせないアイテムのひとつだが、ライダーたちはどんなバッグを使っているのだろうか。

 バイク雑誌「BikeJIN」2022年8月号によると、読者を対象に以下のようなアンケートを実施した。まず、日帰りツーリングで主に愛用しているバッグの種類を聞いたところ、約7割が

・シートバッグ
・テールボックス

と回答しており、その大半が後部に積載されていることがわかった。

 一方、前方に積載する「タンクバッグ」と答えたライダーは約2割にとどまった。しかし、タンクバッグには他のバイクバッグと比較して独自のメリットがあり、近年登場した画期的な機構を含め、その特徴や使用ポイントは見逃せない。

 そこで本稿では、タンクバッグの特徴や他のバイクバッグとの比較、使い方のポイントなどを詳しく解説する。

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