JR各社で加速する「駅の無人化」「みどりの窓口廃止」 合理化社会から取り残される高齢者・障害者の圧倒的リアリティー

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JR各社で駅の無人化やみどりの窓口の廃止が加速している。人手不足対策や合理化が目的だが、高齢者や身体障害者ら社会的弱者が置き去りにされているようにも見える。

高齢者支援の切り札

日和佐駅の切符販売業務を委託されている徳島県美波町の道の駅日和佐(画像:高田泰)
日和佐駅の切符販売業務を委託されている徳島県美波町の道の駅日和佐(画像:高田泰)

 高齢化社会の進行は急加速している。厚生労働省は2025年に75歳以上の後期高齢者が全人口の18%を占め、2040年に65歳以上の高齢者が

「35%」

に達すると推計している。デジタル機器に対応できない高齢者がさらに増えることになる。

 高齢者をサポートするには無人駅に外部の人員を配置するのが早道だ。JR九州の指宿(いぶすき)枕崎線では、山川駅(鹿児島県指宿市)に指宿市が臨時職員を置き、平日の午後に駅業務を受け持っている。

 JR四国は牟岐線の日和佐駅(徳島県美波町)で切符販売を隣接する道の駅日和佐に託すなど11駅で業務委託を進めている。

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