自転車「青切符」導入 警察官の単なる“点数稼ぎ”に繋がらないか? 反則金は5000~1万2000円という想定
自転車事故の増加を受け、警察庁は16歳以上の自転車利用者を対象に「青切符」を導入する方針を固めた。“点数稼ぎ”が増加しないか。
事故削減の可能性への懸念

自転車に対する金銭的制裁は、欧米諸国でも取り入れられている。しかし、それらの国と日本が異なるのは
「道路の設計」
である。たいていの先進国では道路には
「自転車専用の通行帯」
が設けられ、歩行者と分離されている。それ以外にも自転車が、どういうルールで、どこを走行すればよいかは明確だ。
ところが日本はどうだろう。都市部においても自転車の走行レーンが明確になっているエリアは限られている。なかには、突然、自転車走行レーンが途切れる。あるいは、自転車がどこを走ればいいのかまったく考慮されていない道路も多々見られる。
自転車が法令を順守して安全に走るのは当然だ。自転車の安全な走行を可能にする環境整備が先決である。反則金の徴収だけでは、実質的な安全性向上にはつながらない。安心して走行できる道路をつくるほうが先決だ。