「全然休憩できない」 トラックドライバーに付きまとう“駐車トラブル”という終わりなき苦悩、SA・PAも空かずのリアル
10月初め、ある男性トラックドライバーのX(旧ツイッター)での発言が話題となった。内容はコンビニ店員とのトラブルに関するもので、投稿によると、男性はコンビニの駐車スペースにトラックを止めていたところ、朝6時頃、店員にドアをノックされて起こされたという。解決方法はあるのか。
コンビニトラブルがXで話題

10月初め、ある男性トラックドライバーのX(旧ツイッター)での発言が話題となった。
内容はコンビニ店員とのトラブルに関するもので、投稿によると、男性はコンビニの駐車スペースにトラックを止めていたところ、朝6時頃、店員にドアをノックされて起こされたという。
男性がコンビニに到着したのは午前1時半過ぎ。2000円ほど買い物をした後、大型車のスペースにトラックを止めて仮眠をとった。そして前述のトラブルに発展した。
男性がこの件についてやや乱暴な言葉で投稿したため、男性への批判が集中したが、一方で、休憩場所の確保に苦労しているトラックドライバーの実態が明らかとなった。
働き方改革で労働時間の管理が厳しくなる一方で、トラックを駐車できる休憩場所の確保は難しくなっている。国の基準では、トラックドライバーは4時間運転するごとに30分以上の休憩をとることが義務付けられている(430休憩)。しかし実態は、いざ休憩をとろうとしても、駐車スペースが確保できないことが多いのだ。