「全然休憩できない」 トラックドライバーに付きまとう“駐車トラブル”という終わりなき苦悩、SA・PAも空かずのリアル

キーワード :
, ,
10月初め、ある男性トラックドライバーのX(旧ツイッター)での発言が話題となった。内容はコンビニ店員とのトラブルに関するもので、投稿によると、男性はコンビニの駐車スペースにトラックを止めていたところ、朝6時頃、店員にドアをノックされて起こされたという。解決方法はあるのか。

ダブル連結トラックの可能性

ダブル連結トラック(画像:国土交通省)
ダブル連結トラック(画像:国土交通省)

 駐車スペースの有効活用と並んで検討されているのが、トラック側のより効率的な輸送システムの導入だ。2024年問題に向けて、人手不足や労働時間順守を新技術で解決する動きが進んでいる。

 ダブル連結トラックの導入がそれだ。これは通常のトラックと荷台車を連結し、2台のトラックを積載できるようにするものである。現在、本州の幹線を中心とした通行可能路線が定められている。NEXCO3社は今後、このダブル連結トラックが普及するとみており、対応可能な駐車スペースの整備を進めている。

 2023年9月現在、ダブル連結トラックを駐車できる施設は全国に125か所あるが、まだ十分とはいえない。

 また、国土交通省が目指す後続無人隊列走行は、将来の休憩時間や駐車スペース確保のための重要な施策と見られている。

 これは、自動運転技術を使い、隊列を組んだ複数のトラックのうちの1台だけにドライバーが乗車するというもの。実験は継続中で、無人隊列走行はドライバーの休憩時間の確保と駐車スペース問題の双方にとって有益と見られている。

 運行時刻は決められており、ドライバーはその指示に従う。具体的な運用としては、ドライバーは休憩時間に交代し、トラックの隊列は走り続けることが想定されている。無人運転の実証に加え、現在はドライバーの休憩時間の分析も研究課題として位置づけられている。

全てのコメントを見る