京都につながる街道「京の七口」 あなたはいくつ知ってる?
京都につながる街道を意味する「京の七口」。現地を歩いてみるとわずかではあるが往時の面影を感じられる。
街道の名残を味わうなら鞍馬口がおすすめ

京の七口しろ、街道にしろ、道路も街も手を加えられており、当時の風情を味わうのは難しいところである。しかしながら、実際に現地を歩いてみるとわずかではあるが、道幅や道路の微妙な曲がり方、街並みや寺社あるいは史跡に、往時の面影を感じることがある。
七つの出入り口とそれぞれの街道を筆者が趣味で歩いたなかでは、
・鞍馬口
・鞍馬街道
をおすすめしたい。
出雲路橋を渡って、下鴨中通を北上して、深泥池(みどろがいけ)から府道40号線を散歩してもよいだろう。特に府道40号線の通称びっくり坂から岩倉幡枝町にかけては古い街道の面影を味わうことができる。かの牛若丸もここを通って鞍馬に向かったにちがいない。
ちなみに、びっくり坂あたりは、酷道マニアのなかでは
「腐道(ふどう)」
としても有名である。車で通ることはできるが、運転に自信のない人は近寄らないに越したことはない。また、鞍馬口は鞍馬口通りとして、今もその名をとどめているが、この鞍馬口通りもなかなか風情がある通りだ。
もちろん、どの街道も所々に往時をしのばせるポイントが残されており、京都を旅したときに寺社巡りではなく、京の七口と街道歩きをしてみてはいかがだろうか。ただし、ノスタルジーを味わうか、昔の姿を想像しながら歩くのがメインであり、ちょっとした名所やお店に出会えたらラッキーなぐらいでいてほしい。