最近、聞いたことない名前の「エアライン」が国内空港に続々就航しているワケ
日本発着の国際線で新規就航が相次いでいる。なかには、多くの日本人が今まで聞いたことがないであろう名前の会社もある。ラッシュは今後も続くだろうか。
円安では日本人のメリット少なめ

日本料理や日本の温泉などは、以前からインバウンドに人気が高い。だがそれ以上に、昨今の円安による「お得」感が大きい。日本で消費する食事も、宿泊費も、買い物も、彼らにとってはなにもかも安いのだ。欧米などの先進国のみならず、東南アジアなどの新興国からも次々と訪日している。
逆に、日本人にとって円安は厳しい。コロナ前は「1ドル = 108円」ほどだったのが、現在は
「1ドル = 約138円」
となり、一時は150円を超えたことも。現地の物価も軒並み上がっており、国によってはコロナ前の3割から5割増しといった感覚を抱く。
加えて、インバウンド人気で座席が埋まることによるダイナミックプライシング運賃で航空券代が高騰。ウクライナ情勢などで一時最高値となった燃油サーチャージも負担となっている。
今なら、コロナ禍で海外へ行けなかったぶんを取り戻そうと、かかる費用に多少目をつぶってでも海外旅行へ行く人がいる。しかし、この円安がいつまで続くかわからない。
日本旅行業協会(JATA)が「パスポート取得費サポート」など、海外旅行を推奨するキャンペーンを行っているものの、円安という根本的な問題が解決しないままでは、日本人の海外旅行が大幅に増えるとは考えにくい。