最近、聞いたことない名前の「エアライン」が国内空港に続々就航しているワケ
コロナ前の6割まで回復

日本政府観光局(JNTO)は先日、2023年4月の訪日外客数(推測値)を発表し、
「国際線定期便に関しては、コロナ禍前の約6割まで運航便数が回復している」
と明らかにした。
コロナ禍では、ANAやJALは国際線の9割以上を減便した。そのほか、外資系エアラインの多くが運休。国際線のターミナルは利用客がおらず閑散とし、大半の店舗が休業して、なかば“ゴーストタウン化”したのは、いまだ記憶に新しい。
それから3年あまり。2022年10月に外国人の観光目的での入国が可能となって以降、再開、増便、そして新規就航ラッシュとなっている。2023年の主な新規就航の外資系エアラインと路線は次のとおり(2023年5月時点、※は就航予定日)
・タイベトジェット:大阪-チェンマイ
・エルアル・イスラエル航空:成田-テルアビブ
・グレーターベイ航空:成田・大阪-香港
・バティックエアマレーシア:成田-クアラルンプール、大阪・札幌・名古屋・那覇-台北-クアラルンプール ※那覇線は8月16日~
・ウエストジェット:成田-カルガリー(カナダ)
・ヴァージンオーストラリア:羽田-ケアンズ ※6月28日~
・エアアジアフィリピン:成田-セブ ※7月1日~
・ビーマンバングラディシュ航空:成田-ダッカ ※9月~(見込み)
・エティハド航空:大阪-アブダビ(アラブ首長国連邦) ※10月1日~
・ターキッシュエアラインズ:大阪-イスタンブール(トルコ) ※2023年12月12日~
上記以外にも、既存路線の再開や増便が行われている。入国規制があった当時、週に数便程度だったものも、デーリー化やダブルデーリー化など、2023年の夏ダイヤで一気に便数が増えた。
そのほか、2022年末に成田-ソウル仁川線で新規就航した韓国の「エアプレミア」など、コロナ前後に登場した新興航空会社が日本に就航するケースも。香港のグレーターベイ航空なども同様だ。
また、ウクライナ情勢の影響でロシア上空を飛行できなくなった欧州系航空会社より、以前から南回りルートで運航する中東系航空会社の勢いが目立つことが特徴として挙げられる。