地方空港を蝕む「補助金中毒」の闇 搭乗率アップもはや限界、限定アイテム鳴かず飛ばずで今後どうする

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日本の空港の大半は地方空港だ。赤字続きの空港は長年、税金で補てんされている。この状態から抜け出せるのか。

補助金ありきの搭乗率アップは限界

カーゴラックスの貨物機は世界の主要国際空港にも就航する(画像:シカマアキ)
カーゴラックスの貨物機は世界の主要国際空港にも就航する(画像:シカマアキ)

 先の国土交通省のデータで、石川県の小松空港が地方空港ながら航空系事業だけで黒字化していた。旅客便は東京10往復、福岡4往復、新千歳と那覇が1往復ずつだ。

 実はそれらに加え、ヨーロッパのルクセンブルクを拠点とする国際航空貨物会社「カーゴラックス」の貨物定期便を誘致したり、空港から都市圏までの高速道路の接続ネットワークを整備したりしている。

 空港利用者への補助金や助成金、観光誘致では、税金頼みからの脱却は無理に等しい。石川県にある能登空港は、空港ビルに県の行政庁舎が合築され、空港施設すべてが道の駅「のと里山空港」として活用されている。旅客以外でも人が日々いてにぎわう場となれば、地域活性化となる可能性がある。

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