地方空港を蝕む「補助金中毒」の闇 搭乗率アップもはや限界、限定アイテム鳴かず飛ばずで今後どうする

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日本の空港の大半は地方空港だ。赤字続きの空港は長年、税金で補てんされている。この状態から抜け出せるのか。

高額運賃で乗る人はいない

2019年度(2020年12月21日公表)。空港別収支の試算結果(画像:国土交通省)
2019年度(2020年12月21日公表)。空港別収支の試算結果(画像:国土交通省)

 普段は一般開放されていない滑走路などに、お金を払っても入りたい人は少なからずいる。しかし保安上、いつでも開放できるわけではない。それ単体で収益を上げるのが主目的ではなく、あくまで

「空港や飛行機に興味を持ってもらい、搭乗者数を増やす」

のが狙いだ。搭乗率が上がると増便が検討され、空港利用者が増えると土産店やレストランなどの収益も増え、税金投入の必要もなくなるのが、あくまで一般的な考え方だろう。

 日本は離島などを除き、新幹線や高速道路などの交通インフラがこの数十年で向上した。飛行機に乗っている時間こそ短いが、高額運賃で好んで乗る人はまずいない。しかも地方では「飛行機に乗ると補助がある」という考えも根付いてしまっている。

・空港の駐車場無料
・タクシー補助
・空港内売店のお買い物券プレゼント

なども同様だ。

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