驚異の最新技術! スマホが「土砂崩れ遭難者」を救えるは本当か

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現在、土砂やがれき下に取り残された遭難者の捜索にスマートフォンを役立てようとする実験が進んでいる。いったいどのような実験なのか。

スマートフォンは災害時の命綱

スマートフォンと土砂崩れ現場(画像:写真AC)
スマートフォンと土砂崩れ現場(画像:写真AC)

 災害時に備えて普段からスマートフォンを充電しておこう――という話をよく聞く。被災した際に最新情報を得たり、スマートフォンそのものを懐中電灯代わりに使ったりできるからだ。その点において、スマートフォンはまさに「命綱」といえるだろう。

 また、災害時にはモバイルバッテリーの充電も困難になるため、乾電池式充電器が再評価されているという話もある。

 そんなスマートフォンだが、現在、土砂やがれき下に取り残された遭難者の捜索に役立てようとする実験が進んでいる。使用するのは、

・スマートフォンが発する電波
・連続100時間以上稼働できるドローン

のふたつだ。遭難者自身の意識がなかったり、身動きが取れなかったりする状態でも、スマートフォンが大いに役立つのだ。