JAL・ANAの「上級会員」目指す人が急増中 なかには「東京~沖縄」数往復する人も いったいなぜなのか?
JALが先日、2024年1月より、新しい上級会員制度を始めることを発表した。上級会員としての特典が受けられる達成条件などの詳細は、まだ判明していない。
JALは2024年から改変発表

コロナ禍で、航空会社は航空収入が激減し、他の収入源を求めてさまざまな施策を行った。そのひとつが、SFCやJGCのさらなる会員獲得だった。日系2社は実施時期こそ異なるものの、搭乗時のポイントが2倍になるなどのキャンペーンを行った。
旅行客が戻ってきた現在、ラウンジの混雑が顕著化している。筆者が先に利用した福岡空港のJALサクララウンジは、平日昼過ぎですでに座席がほぼ埋まり、詰めて座るよう繰り返しアナウンスが流れていた。コロナ禍で1席ごとに「×」マークが貼られ、それでも余裕があったのとは対照的である。
JALの新ステータスプログラムがどういった内容かはわからない。しかしこの手のリニューアルで条件などが良くなるケースはほぼない。ANAでも、ラウンジなどの混雑がすでに目立つ。
航空会社にとって、飛行機に乗らずとも会員ランクを維持できる、年会費1万円超のカード会員は、貴重な収入源にほかならない。ただ、JALの公式サイトにある案内は、冒頭に「ご搭乗の多いお客さまへ」とある。航空会社の上級会員とは、本来やはり他の海外エアライン同様、日ごろからビジネス出張など有償搭乗が多い利用客向けのサービスに違いない。日系2社の今後の動きに注目したい。