クルマの形状のルーツ知ってる? 「ボンネット」「キャビン」「トランク」を作った歴史的1台とは
車と聞けば誰もが思い浮かべる、ボンネット・キャビン・トランクと連なるおなじみの形状。そのルーツはいつどのように生まれたものなのか? 開発の歴史に迫る。
生き残ったのはマイルドなモデルだった
せめてもの救いだったのは、クライスラーを率いていたウォルター・パーシー・クライスラーにとってもエアフローは冒険だという認識があったと見えて、クライスラーはエアフローの空力デザインをややマイルドにした「エアストリーム」というニューモデルの投入も同時に指示していた。
決してラジカルではなく、かといって古臭くもなく、十分にスタイリッシュであったエアストリームは、エアフローを尻目にヒット作となった。
そしてその存在は皮肉にも、より理想を追求したはずのエアフローの寿命を縮める役割を果たすこととなったのである。