本気で日本を縦断するなら「北陸道」一択なワケ
日本海側の海岸線に沿うように走る北陸道。同エリア在住者以外にとってはなじみの薄い路線かもしれないが、じつはその使い勝手、利便性は極めて高いと言える。
50年前に初開通、25年前に全線開通
国内各地には主要路線となる高速道路が通っている。主要路線とは、高速道路のなかでも大都市間を結んでいるものが多く、たくさんのドライバーが利用する重要な路線だ。
そんな主要路線のなかで北陸地方の交通を支えているのが、北陸自動車道(北陸道)である。
今から50年前の1972(昭和47)年に初区間が開通し、1997(平成9)年に全線開通した。全長約477kmあり、これは東北自動車道(東北道)、中国自動車道に次ぐ日本の高速道路で3番目の長さだ。
沿道の住民を中心に利用される北陸道だが、実は意外な利便性のある高速道路でもある。これを知っていると、場合によってはよりスムーズな移動を実現することができる。
北陸道の利便性とは、いったいどのようなものなのだろうか。