元CAがこっそり教える「LCC」「独立系」活用法 実はJAL・ANAより早く着くこともあった?
国内の航空会社といえばJALとANA。しかし、LCCや「独立系」と呼ばれるエアラインも独自の魅力にあふれている。元CAの筆者がそれらの魅力と活用方法を紹介する。
広いシートピッチ、料金は割安
同じく独立系で、顧客満足度が非常に高いのはスターフライヤーだ。
こちらは北九州に本社がある、とてもスタイリッシュなイメージの航空会社である。機体、CAの制服、機内の物品、機内販売の品々はいずれも黒を基調としており、クールにまとまっている。
スターフライヤーといえば、機内の安全ビデオが独特なことでも知られている。ビデオ内では、忍者が安全案内をしていた時期もあったが、現在はスターフライヤーマンというロボットが案内をしている。
また、シートピッチが広く、ゆったり座れることも人気の理由のひとつ。機材はA320で、他社同機なら最大180席のところを150席にしている。そしてヘッドレスト、フットレスト、テーブルやカップホルダーに加えてコンセントやUSBポート、モニターも完備されている。それでいて、料金は大手より少し割安なことが多いのだ。
同社は最近、ペット同乗サービスも開始した。スターフライヤーは前述のとおり北九州に本社があるが、貴重な羽田―関空便の設定もある。この便を含めスターフライヤーもANA経由で予約を取ればANAのマイルがつくので、ANAユーザーにもおすすめだ。