国交省発表 「国土のグランドデザイン2050」に見る交通網のハイテク化、10~20年後の自動車・運輸・物流業界は一体どう進化するのか?

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日本初の高速道路が全線開通してから半世紀以上。進化する自動車の性能・機能に対して、高速道路はどうあるべきか。NEXCO東日本がまとめた「構想」からその姿を探る。

変わりゆく交通網

日本の高速道路のイメージ(画像:写真AC)
日本の高速道路のイメージ(画像:写真AC)

 日本初の高速道路となる名神高速道路が全線開通したのは、1965(昭和40)年7月のこと。それから半世紀以上が経過し、高速道路を取り巻く環境は大きく変化している。

 ITC、AI、ロボティクス、センサー、デジタル通信、ビックデータ活用などさまざまな技術の応用が進んだほか、自動運転やコネクテッド機能といった最新技術を搭載する自動車の普及も現実味を帯びてきた。

 こうした現状の先にある10年後、20年後の高速道路はどうあるべきか。その目指すべき姿を「31項目のプロジェクト」としてまとめたものをNEXCO東日本が発表した。

国土のグランドデザイン

 国土交通省が掲げる「国土のグランドデザイン2050」では、「コンパクト + ネットワーク」がキーワードに掲げられている。これによって、国全体の生産性を高めることが目標だ。

 その一環としてリニア中央新幹線がある。東京と名古屋・大阪間が開業すれば、首都圏・中京圏・関西圏の3大都市が約1時間で結ばれる。この劇的な移動時間の短縮は、国全体に大きなインパクトとパラダイムシフトをもたらす可能性が指摘されている。

 それと併せて、自然災害に対するインフラの強靭(きょうじん)化、冗長性・代替性の確保、防災拠点の整備などが必要としている。

 今後の展望について、自動車業界、運輸業界、物流業界などの各方面はどのように捉えているのだろうか。