ベネ・エルヨンが3D-LiDAR駐車管理システム発売 センサーやカメラ不要 駐車時間を正確把握
ベネ・エルヨンが、駐車場管理者向けの3D-LiDAR駐車管理システム「Silky Park-L」を発売する。3D-LiDAR機器のみで車両の駐車時間を管理できるという。
駐車場に設置する機器は3D-LiDARのみ

産業用カメラや3D-LiDARなどのセンシング機器を開発するベネ・エルヨン(愛知県瀬戸市)は2021年2月25日(木)、3D-LiDAR駐車管理システム「Silky Park-L」を、3月末から駐車場管理者向けに販売開始すると発表した。
「Silky Park-L」は、駐車場のロケーションに関係なく、3D-LiDARで車両の駐車時間を管理するシステムだ。駐車場管理者は、駐車場で不正利用する車両を特定できるほか、監視カメラの車番認識と連携し、チケットレス、キャッシュレスによる時間貸しとしても運用可能という。
駐車場に設置する機器は3D-LiDARのみで、車両検知センサーやカメラセンサー、車室センサーなどの機器設置は不要。対象は駐車場管理会社をはじめ、コンビニエンスストア、商業施設、スポーツ施設、図書館、銀行、病院、学校の各駐車場所有者、公共交通付帯駐車場などを見込んでいる。