首都高全線320kmの128レイヤー3D-LiDAR・カメラ画像販売へ AI・機械学習用に ZMP
ZMPが、首都高速道路全線の、走行時の高精細3D-LiDARやカメラ画像などの計測データの販売を始める。
LiDAR、カメラ、GPS、IMU、車両CANが同期

ZMPは2021年1月19日(火)、首都高速道路全線の、走行時の高精細3D-LiDARやカメラ画像などの計測データの販売を始めると発表した。
このデータセットは、ZMPの公道走行データ取得ソリューション「RoboTest」の知見とノウハウをベースに、首都高全線約327.2kmをZMPの計測車両で走行し、前後左右4か所のカメラ、3D-LiDAR、GPS、IMU(慣性センサー)、車速や操舵角などの車両データを同期して取得している。
3D-LiDARは128レイヤーで最大検出距離200mのロボセンス社「RS-Ruby」を使い、高精細なデータを広範囲に取得。点群データのほか物体認識結果も含まれており、ADASや自動運転におけるAI・機械学習アルゴリズムの検証・開発などに活用できる。
データセットは200万円(税別)で、2月から販売開始予定。