首都高「10号晴海線」延伸に期待高まる! 今はわずか2.7kmの「盲腸線」も、大躍進の日は近い

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東京都心部の道路交通事情を大きく変えるであろう、「首都高速10号晴海線」延伸計画をご存じか。

晴海線のふたつの存在意義

首都高速都心環状線(画像:(C)Google)
首都高速都心環状線(画像:(C)Google)

 さて、計画段階において紆余(うよ)曲折ある晴海線だが、そもそも晴海線自体に存在意義はあるのだろうか。その存在意義となり得る理由をふたつ挙げてみよう。

 理由のひとつは、湾岸線から銀座周辺へのダイレクトアクセスが可能な路線ということだ。現在、自動車専用道路を利用して銀座地区へアクセスするためには、C1、または東京高速道路(KK線)を利用する必要がある。

 C1を利用して銀座へ行く場合、多くの渋滞頻発ポイントを通過しなければならない。例えば、千葉方面から銀座へ向かう場合、よほど遠回りをしない限りは箱崎JCT、江戸橋JCT、竹橋JCT、浜崎橋JCTのいずれかを通過しなければならない。そしてこれらのJCTは、いずれも渋滞の名所だ。

 また、C1銀座出入口周辺が混雑している場合、汐留JCTまたは神田橋JCTから首都高速八重洲線を経由してKK線の出口を利用する方法も考えられる。だが、それはあくまでも現時点での話。日本橋地下化事業が進行し、新京橋連絡が完成した暁には、KK線は廃止することが決定している。

 要するに、将来的に銀座周辺に到達するためのルートは、渋滞の名所を多く抱えるC1以外に存在しないことになるのだ。そんな状況において、晴海線が銀座周辺まで延伸し、湾岸線からダイレクトアクセスできるようになると考えてみるとどうだろうか。

 先ほど一例として紹介した千葉方面からの利用者に加え、湾岸線を利用するケースが多い横浜・川崎方面、あるいは「首都高速川口線」の利用者が「首都高速6号向島線」の渋滞を迂回して、「首都高速中央環状線」と湾岸線経由で銀座を目指す場合においても、晴海線は銀座周辺へのアクセス性向上に寄与することになる。

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