「火遊びすれば、焼け死ぬ」 緊迫する台湾情勢、影響直撃の国内線はどこだ?

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米中を取り巻く政治的緊張が増している。言うまでもなくその影響は日本へと及ぶ。とりわけ航空便への影響は看過できない情勢だ。

米下院議長の訪台、反発する中国

航空機のイメージ(画像:写真AC)
航空機のイメージ(画像:写真AC)

 2022年は8月に入り、米中を取り巻く政治的緊張の度合いがワンフェーズ上がったように感じられる。

 中国が猛反発するなか、ペロシ米下院議長は台湾訪問を強行した。訪問前、中国外務省は「訪問すれば力強い対抗措置を取る」と威嚇(いかく)し、台湾を取り囲むように軍事演習や実弾射撃などを開始した。

 また7月末、バイデン大統領と電話会談を行った習国家主席は「火遊びをすれば焼け死ぬ」と強く釘を刺した。しかし、中国の脅しに屈することなくペロシ米下院議長は訪台した。

 中国経済は鈍化し、ゼロコロナ政策もあって国民の不満も高まっているとみられ、異例の3期目を目指す習主席としては強いリーダー像を内外に示す必要があり、今後さらに強硬な対応に出てくる恐れがある。

 一方、ペロシ米下院議長について、米国内では批判的な論調もあるようだが、対中強硬論は民主党・共和党を問わず超党派的な支持がある。秋の中間選挙に勝利したいバイデン政権としても、中国に譲歩的な対応は示せない状況だ。

 そのため今後、台湾情勢ではさらなる緊張が到来する可能性が高い。

 このような台湾情勢の緊張悪化は、モビリティ企業の経済活動にも大きな影響を及ぼしている。

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