「火遊びすれば、焼け死ぬ」 緊迫する台湾情勢、影響直撃の国内線はどこだ?

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米中を取り巻く政治的緊張が増している。言うまでもなくその影響は日本へと及ぶ。とりわけ航空便への影響は看過できない情勢だ。

迂回ルートで増大する燃料代

台湾の上空を飛ぶ飛行機のイメージ(画像:写真AC)
台湾の上空を飛ぶ飛行機のイメージ(画像:写真AC)

 そして、ロシアと欧米の対立が激化したことを受け、日本と欧州各地を結ぶ直行便も大きな影響を受けている。

 最短ルートであるロシア上空を避け、中央アジアなど迂回ルートを余儀なくされ、これまでと比べプラス3~4時間の飛行を強いられている。

 それによって使用される原油量も増えており、航空業界にとっては大きなコストとなっている。

 また2021年8月31日(火)、米軍がアフガニスタンから完全撤退し、イスラム原理主義組織タリバンが実権を握ってアフガニスタン情勢で緊張が高まる中、一部航空会社は飛行ルートを変更し、アフガニスタン上空を迂回するようになった。

 米国のユナイテッド航空やドイツのルフトハンザ航空、英国のヴァージンアトランティック航空、シンガポール航空などは迂回ルートで飛行し、UAEのエミレーツ航空はカブールを結ぶフライトの運行停止を決定した。

 このように最近のケースを時系列に見ても、航空業界への影響は大だ。そして、今後台湾情勢を巡って対立がさらに悪化すれば、航空業界はさらなる飛行制限を受けることは想像に難くない。

 仮に、台湾周辺上空で政治的緊張が高まれば、日本と台湾を結ぶフライトだけでなく、羽田と宮古島、石垣島を結ぶ国内線の運航に支障が出てくる可能性がある。

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