TXに続く革命を起こせる? 同線沿線に多大な利便性をもたらす「都市軸道路」をご存じか
TX沿線の発展のカギを握っているのが、同線に並行して建設されている「都市軸道路」だ。その現状と展望とは。
常磐道では沿線を支えられない

一方、千葉・茨城県境の利根川に架かるTXの利根川橋梁に最も近い一般道の橋は新大利根橋だが、TX利根川橋梁から約4kmも下流に位置するため、TX沿線の一般道の橋として扱って良いかどうか悩ましい。それほどTXの線路から離れているため、当然、TX沿線駅である柏たなか駅から守谷駅へ車で向かうと非常に遠回りだ。新大利根橋の次に近い橋は、TX利根川橋梁から約9km上流に架かる芽吹大橋だが、TX利根川橋梁からは遠すぎて話にならない。
TXに並行する道路として、既に常磐道が存在している。だが、常磐道だけではTX沿線の街々を支えるには力不足だ。
常磐道は有料の高速道路であるがゆえに、通行料支払いが発生するため、コストの観点から必ずしも万人受けしない。また、常磐道のICは設置間隔が長く、TXの駅よりも数が少ない上に駅から遠く離れているICも少なくない。なかには直線距離で5km以上離れている場所もあるため、日常生活における使い勝手が悪い。更に、三郷市の三郷ICから守谷市の谷和原ICは通勤時間帯や休日の朝夕を中心に渋滞が多発しているため、思うように移動できないケースが多々ある。
こうした現状を踏まえると、TX沿線の県境の道路交通事情は芳しくない。このままでは、いくらTX沿線の個々の街々が発展しても、行き来する人流・物流に障害が発生し、TX沿線地域が広域的に連携・発展することができない。こうしたことから、都市軸道路の県境区間の整備は急務だ。