JAL、3000人配置転換の衝撃 「LCC」「マイル事業」へのシフトは成功するのか? 背景に迫る

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JALが、自社の従業員約3000人をLCCやマイル事業などに配置転換する。その背景ににはいったい何があるのか。

JAL本体からという衝撃

羽田空港に並ぶJALの機体(画像:シカマアキ)
羽田空港に並ぶJALの機体(画像:シカマアキ)

 日本航空(JAL)が、自社の従業員約3000人を格安航空会社(LCC)やマイル事業などに配置転換すると報じられた。一連の記事によると、新型コロナウイルスの感染拡大による影響で、JALでは国際線やビジネス利用客が低迷続き。今の事態が長期化する見込みであることから、早期に需要回復が見込まれるレジャー分野へ人員を配転する方針という。

 新型コロナウイルス禍で、世界中の航空会社が経済的損失を被った。この2年あまりで航空会社の倒産が相次ぎ、日本国内でもLCCのエアアジア・ジャパンが事業廃止した。

 航空需要の激減により、社員が店舗での接客やセミナーの講師などへ派遣される動きは今もある。ただそれらは基本的に、航空需要が戻れば元の職種へ戻ることが前提だ。

 今回のJALでの動きは直近のみならず、中長期的な企業戦略も垣間見られる。