自動運転は「歩行者の飛び出し」を回避できるのか? 実現に欠かせない車歩道の分離とは

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これからの自動運転を実現するために必要な技術とは何か。「人とくるまのテクノロジー展2022」での様子をリポートする。

車や歩行者が混在する現状の課題

2022年5月に横浜で開かれた「人とくるまのテクノロジー展2022」(画像:渡辺たかとし)
2022年5月に横浜で開かれた「人とくるまのテクノロジー展2022」(画像:渡辺たかとし)

 極端な例えだが、歩道は歩道であり歩行者しか使用しない。自転車レーンは自転車しか走らない。バイクレーンは、バイクしか走らない。車道は、車しか走らないようにするという考え方に近い。

 その場合は、多くのケースを機械が自動的に判断し、滞りなく運転できる環境に近づくという。

 しかし現在ある街の道路の現状は、車道に自動車、自転車、バイクなど(道路によっては歩行者も)が混在しており、自動運転に向いた環境とは言えない。これは、歩道においても同じ状況だ。

 現状ゾーニングが行われない環境において、運転のサポートはできても完全自動運転とはならないのはこのためと言ってもいい。

 このようにさまざまな乗り物が行き交う現在の街では、完全自動運転は非常に難しい課題でであり、車両だけでなく街づくりという側面からも研究がなされている。

 その代表例が、トヨタが計画を進めている実験都市「Woven City(ウーブン・シティ)」で、これは街ごと自動運転用のテストコースといっても過言ではない。

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