「京都縦貫道」全通10年の功罪! 経済効果2.3兆円も、医療・地域が抱える影の現実とは

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京都縦貫道は全線開通10年で累計利用約2億台、経済波及効果約2.3兆円を生んだ。物流3.1倍増、工場534件増と地域経済に大きな影響を与えた一方、府外資本の進出や医療空洞化など課題も顕在化している。

技術変化への対応課題

EVの未来のイメージ(画像:写真AC)
EVの未来のイメージ(画像:写真AC)

 京都縦貫道は全線開通10年という節目を迎え、これまで約2.3兆円の経済波及効果を生んできた。これは大きな成果である。しかし、今後も同様の効果を安定的に生み出せるかは未知数だ。

・電気自動車(EV)や自動運転車の普及
・物流構造や物流方法の変化
・物流の自動化

など、社会の変化に対応できるかどうかが課題となる。現状の道路や設備の構造では、新たな流れに十分に対応するのは容易ではない。

 これは京都縦貫道に限った話ではない。限られた予算のなかで、次の時代を見据えて先手を打つことは必要である。しかし現状の維持だけでも大変であるため、投資と保守のバランスをどう取るかは議論を重ねる必要がある。

 これまでの10年の実績を生かし、次の10年をさらに発展させるには、現状にとどまらず前へ進む姿勢が求められる。京都縦貫道の持続的価値を高めるための戦略構築が重要である。

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