ホンダ&日産、北米協業は「過去の破談」を超えるか? 赤字工場とハイブリッド技術連携が描く統合の布石

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日産とホンダが北米で再び接近する。2025年度上期、両社は赤字を計上した米国事業の立て直しに向け、HV技術とパワートレインを組み合わせた協業を模索し、競争力回復と稼働率向上を狙

経済合理性の追求

日産自動車のロゴマーク。2022年1月14日撮影(画像:時事)
日産自動車のロゴマーク。2022年1月14日撮影(画像:時事)

 両社の協業は、北米事業の赤字解消にとどまらない。

・ホンダの「次世代HV技術」
・日産の「パワートレイン技術」

を組み合わせることで、競争力を体系的に高められる。HVを軸にした技術・生産・開発の統合戦略として位置付けられ、EVシフトで後れた市場ポジションを補完する狙いもある。

 経済合理性の面でも協業のメリットは大きい。コスト削減やスケールメリットの獲得が期待できる。2025年7月には、日産の米国工場でホンダ向けピックアップトラックをOEM供給する可能性が報じられた。稼働率向上により生産効率が改善すれば、協業の具体化は加速する。

 追加関税や規制対応には制度的適合が不可欠だろう。協業を通じて制度対応とコスト改善を両立できる見通しであり、北米事業での協業は現地での復権の布石となる。技術面では、ホンダのHVシステムは燃費をガソリン車比で約30%向上させる。日産はHV投入で遅れを取り戻す必要があり、両社の技術補完は市場での競争力回復に直結する。

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