世界初「水陸両用船」の無人運転に成功! 独自路線がキラリと光る「埼玉工業大学」とはどのような大学なのか

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埼玉県深谷市にある埼玉工業大学は、自動運転実証実験やバスの自動運転を行うなどの研究を行っている。そんな同大が世界で初めて成功した実証実験とは何か。

大学で設置されている次世代モビリティの研究所

埼玉県深谷市にある埼玉工業大学(画像:(C)Google)
埼玉県深谷市にある埼玉工業大学(画像:(C)Google)

 コネクテッド、自動運転、カーシェアリング、電気自動車などの台頭で、次世代モビリティ産業は旧来の自動車産業内で完結しなくなった。

 そんななか、大学では次世代モビリティに関する研究や産学官連携強化の動きが加速している。特に存在感を発しているのが、2018年7月に誕生した東京大学(文京区)の東京大学モビリティ・イノベーション連携研究機構だ。

 同機構内には、2005(平成17)年3月、東京大学生産技術研究所に設立された先進モビリティ連携研究センターを起源とする次世代モビリティ研究センター(ITSセンター)が含まれている。日本で初めて複数の理工学系が連携し、研究開発を行う目的で立ち上げられた歴史あるセンターだ。

 2019(令和元)年7月に再編し、さらに規模を拡大。法学政治学研究科や未来ビジョン研究センターといった文系部局も加わり、文系理系の枠を超えた組織となった。

 自動運転技術の実装化に向けた研究や実証実験、MaaS(Mobility as a Service)のような次世代交通サービスのシステム開発と、研究も多岐にわたっている。

 一方、東京工業大学(目黒区)は2020年度にデンソーと「デンソーモビリティ協働研究拠点」を大岡山キャンパスに開設。さらに、同社のグループ会社であるデンソーアイティーラボラトリとの共同研究講座を同大学情報理工学院に設置し、車両に実装可能な技術開発に向けて連携強化を目指す。