維持費7億円超! 廃線寸前だった「JR肥薩線」はなぜ復活できたのか? 9割を公費負担、それでも「乗りたい」と思わせる観光戦略とは

キーワード :
, , ,
九州南部の豪雨災害から5年。235億円を要するJR肥薩線の復旧が正式決定した。通学路線・くま川鉄道とは異なる「観光回廊」としての再生。その経済的意味と制度設計、そして“使われる鉄道”への転換を問う。

観光路線強化のカギ

肥薩線(画像:写真AC)
肥薩線(画像:写真AC)

 肥薩線の復旧において、観光路線としての強化が最も重要な課題だ。復旧までの期間に、沿線地域がどれほど観光地として魅力を発信し、持続的な集客を実現できるかが鍵となる。

 これは単なるインフラ復旧にとどまらず、地域が観光で生き直すという大きな挑戦だ。地方創生のリアルな実験とも言える。だから、肥薩線や人吉・球磨地域の動向には、今後も注目していきたい。

全てのコメントを見る