「対等」から一転、ホンダが「日産子会社化」を打診! 統合の行方は? EVシフトを制するための大胆な一手、その合理性と課題とは

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ホンダが日産自動車を子会社化する案が浮上し、経営統合に新たな局面を迎えた。EVシフトやソフトウェア競争の激化を背景に、競争力強化を狙うホンダの戦略は、業界全体に大きな影響を与える可能性がある。だが、日産側の反発や文化的課題が残るなか、統合が進展するかは不透明だ。

国内自動車業界再編

ホンダのロゴマーク。2022年11月8日撮影(画像:AFP=時事)
ホンダのロゴマーク。2022年11月8日撮影(画像:AFP=時事)

 ホンダと日産自動車の経営統合協議が新たな局面を迎えた。当初想定されていた持ち株会社方式ではなく、ホンダが日産の株式を取得し、子会社化する案が浮上したことが明らかになった。NHK、時事通信が報じた。

 この動きは単なる経営戦略の変更にとどまらず、日本の自動車業界全体に大きな影響を与える可能性がある。ホンダがこの決断に至った背景、統合の合理性、そして実現に向けた課題を検証する。

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