JRの券売機はなぜ使いにくいのか? デジタル化が裏目に出たワケ! 利用者視点で考える鉄道の未来とは

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指定席券売機の利用が難しさを増し、年末年始の混雑時に不便を感じる人々が増えている。デジタル化が進む一方で、システムの使い勝手には大きな課題が残り、JR各社の案内も利用者にとって十分に理解されていない。特に、新幹線や特急の乗り継ぎの際に実感する操作の不便さや、駅のデジタル化が進む一方で、駅員の減少や無人化が進む現状についても触れ、鉄道業界の変革が求められている。

分割民営化の逆風

 東京駅の新幹線掲示板(上記画像)について、JR東日本とJR東海はデジタル化を進めているが、互換性のないシステムが原因で

「使えません」
「通れません」

といった表示が目立つ。このような掲示があるのは、実際にトラブルが多いからだろう。利用者にとっては、かつて国鉄時代には全国共通だったものが、分割民営化後に各社の営業エリアを意識して使い分けなければならないのは不便に感じることもある。

 国鉄分割民営化の際には、分割しても不便にはならないはずではなかったのか。

新幹線乗り換えの壁

東北新幹線からJR東海の東海道新幹線に乗りかえる改札口(画像:上岡直見)
東北新幹線からJR東海の東海道新幹線に乗りかえる改札口(画像:上岡直見)

 次の画像はJR東日本の東北新幹線から、JR東海の東海道新幹線に乗りかえる改札口である。

「EX-IC」とはJR東海のチケットレスシステムであるが、JR東日本側からは「通れません」という。1991(平成3)年6月には、それまで上野発着だった東北新幹線が東京駅までつながってハード的には利便性が大きく改善されたのに、それから30年以上経ってもソフト面がまだこの状態である。

 なお交通系ICカード(Suicaなど)との連携を設定して使う方法が別にあるのだが、面倒なので筆者でもあまり利用する気になれない。

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