“謎の航路”が5年ぶりに復活! 「イースタンドリーム」が見せる異国情緒と運賃倍増、日韓関係改善の象徴になれるか?

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韓国・東海港から日本へ向かう貨客船「イースタンドリーム」。そんな航路が、コロナ禍や日韓関係の影響で一時休止。再開された2024年、運賃は倍増し、船内は韓国語とロシア語が飛び交う異国情緒満載。日本のフェリーにはない簡素な設備が乗客を待つ。

サービス改善も運賃は倍増

 航路復活から2か月後。韓国を訪れていた筆者は、5年ぶりにイースタンドリームに乗って帰国することにした。一度乗った船ということもあり、アウェー感に満ちた船内を見てドン引きするよりも、「懐かしいなあ」という気持ちが先に立った。

 5年前との違いを最も感じたのは、

「レストランのサービス」

だ。以前、朝は簡単なビュッフェで、夜もちゃんとした定食の提供はなかった。今は3種類のメニューしかないとはいえ、ビビンパ定食などをしっかりと食べられる。しかもそのボリュームの多さに驚く(特にモーニングセット)。

 船内は壁に描かれる妙なイラストが少し変わったくらいで、他は以前の面影を濃厚に残していた。船内案内図もDBSクルーズフェリーのものをそのまま使っていたし、航路図も島根県竹島がハングル文字で独島(トクド)と書かれ、その南側に国境線を引いたものを使っているのも同じだった。ただ、

「運賃が倍以上」

になっているのには閉口した。5年前、境港~東海のエコノミークラス運賃は1万2000円だったが、今回は日本円にして約2万5000円もした。お世辞にも豪華とはいえない設備でこの価格は、あまりにもコスパが悪すぎる。

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