「義経と弁慶がやられたっ」 北海道の鉄道史に残る“機関車騒動” 大雪被害の結末とは
北の大地・北海道の鉄道史は、雪との戦いの歴史でもある。記録的な大雪に見舞われた2022年、あらためて思い起こしたい明治期の逸話を紹介する。
鉄道史を支えた車両は今どこに

ところが歳月が流れて、性能の良い機関車が生まれ、古い機関車はお払い箱になり、所在不明になってしまった。鉄道開通50周年記念の際に捜し出されたが、関東大震災の影響などでまた所在が分からなくなった。
しかし1954(昭和29)年、国鉄80周年記念の年にやっと再会を果たしたのだという。
※一部修正しました(3月27日22時08分)。