「茅ヶ崎の米軍ヘリ = 予防着陸」という欺瞞! なぜ正々堂々「不時着」と呼ばないのか?

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10月10日、米軍ヘリが茅ヶ崎海岸に不時着したが、防衛省はこれを「予防着陸」と表現して事態を軽く扱った。不時着との違いに疑問が生じ、不適切な言い換えが問題視されている。過去の墜落事故でも同じような言葉が使われており、今後も事故が軽視される恐れがある。これに追随するメディア報道の質も問われている。

批判的な読み解きができない

米軍の応援団イメージ(画像:写真AC)
米軍の応援団イメージ(画像:写真AC)

 さらには、それを是認してしまう報道にも問題はある。

 今回の報道でも、多くのマスコミは予防着陸の語をそのまま使っている。防衛省の発表をうのみにした形である。以前なら不時着の語を使っただろう。

 これは劣化である。発表を批判的に読み解けない。自分で記事の見立てを作れない。作ろうとしても公式発表から踏み出せないからである。

 これは、以前に述べた

「公式発表だから正しい」

と信じ込むマニアと大差はない。

 なお、そのマニア連は今回はさらに上を行っている。予防着陸の欺瞞を信じて疑わない上に、

「米軍の応援団」

との自負からかその肯定に力を尽くしている。

 今回のMH-60R不時着でも「見事な着陸」や「米軍が予防着陸したので市民の被害は出なかった」といいあっている。

「みんなで米軍さんに『ありがとう』といいましょう」

まであと一歩である。

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