民営化の公約「またがり利用 = 不便にならない」は結局、守られたのか?【短期連載】国鉄解体 自民党「1986年意見広告」を問う(4)
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直通列車削減の理由を探る。車両の老朽化や採算性の問題が続くなか、直通運転の維持には多くのステークホルダーとの協働が不可欠。過去のダイヤ改正と直通運転の変遷、今後の車両保有管理の提案も含め、鉄道の未来を考える。
サンライズEXPの未来と課題

さて、東京駅9番線では、サンライズEXPを見送る鉄道ファンのみならず、一般の人たちも興味深そうにこの夜行列車を眺める様子が見られた。
筆者が見学した日は、サンライズ瀬戸がJR東海所属の285系3000番台、サンライズ出雲がJR西日本所属の285系0番台で、両方が連結して東京駅を出発した。
285系は運用開始から四半世紀を超えて、車両更新を検討する時期に来ている。夜行列車は採算性や乗務員の確保が難しいなどの事情から、常に削減の対象とされてきており、サンライズEXPの今後についても予断を許さない。
今後はステークホルダーが協働して、車両購入・保有管理を担当する車両保有会社を立ち上げるのも一案だ。山形新幹線や秋田新幹線では当初、JRが車両保有会社から車両のリースを受けて、列車の運行を担った実績がある。
さまざまな合わせ技で、鉄道事業者の採算を確保するとともに、直通列車の維持につなげていく取り組みが望まれる。