韓国ソウルの「電車・バス乗り放題カード」が進化中! 1か月でCO2「1800トン削減」という実績も

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ソウル市が導入した「気候同行カード」は、月額約6800円で市内交通が乗り放題。観光客向けには1日5000ウォンからのものもあり、人気急上昇中。月1800トンの温室効果ガス削減が見込まれる。

1か月で約1800tの温室効果ガス削減効果

明洞(画像:写真AC)
明洞(画像:写真AC)

 発売から4か月が経過した5月末時点で、累計140万枚以上が販売され、大きな反響を呼んでいることが発表された。

 ソウル市が3月に気候同行カードの利用者2823人を対象に実施したアンケートでは、回答者の4%が

「今まで乗用車を利用していたが、公共交通を利用している」

と答えている。平日のカード利用者を50万人と仮定すると、1日あたり約2万人が乗用車の代わりに公共交通を利用していることになる。ソウル市の試算によると、これは1か月あたり約1800tの温室効果ガス削減効果がある。

 1800tの温室効果ガスがどれほどのものか、一般的な乗用車が1年間に排出するCO2は約4.6tと考えられているので、1800tは、

「乗用車約391台が1年間に排出する量」

に相当する。

 カードの効果は、6月12日、C40都市気候リーダーシップグループ(C40 Cities-Climate Leadership Group、以下「C40」)の公式X(旧ツイッター)アカウントを通じて、約100の会員都市に紹介された。

 C40は、世界の気温上昇を1.5度以内に抑えるというパリ協定の目標を達成するため、持続可能な都市計画と都市デザインを推進している。特に気候同行カードは、公共交通の利用拡大による温室効果ガス削減に貢献するだけでなく、市民の

「交通費負担」

を軽減し、世界的な物価上昇への対応や格差是正にも有効であることから、C40では模範的な政策事例と考えている。

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