知らないうちにクルマで 「運び屋」になってしまう現実! 夏のレジャーは要注意、注意すべき“外来種”の正体とは?

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最新の研究によると、アリは車のなかを移動し、平均60kmも移動できる。夏のレジャーシーズンは移動が増えるため、知らず知らずのうちに「保菌者」になってしまう危険性がある。

駐車場に潜む不快害虫

アルゼンチンアリの分布状況(画像:国立環境研究所)
アルゼンチンアリの分布状況(画像:国立環境研究所)

 アルゼンチンアリはその名の通り南米原産の小型アリで、毒性はなく、かまれても人体や健康に直接悪影響を及ぼすことはない。しかし、繁殖力が強く家屋に侵入し、在来種のアリを駆逐するなど生態系に多大な影響を与える

「不快害虫」

である。日本では「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」に基づき、「特定外来生物」に指定された。そして日本では、アルゼンチンアリが自動車に侵入する事例が報告されている。

 アリの侵入は新車の駐車場などで多発しており、特に雑草地などの空き地に長期間駐車していると侵入の可能性が高くなる。

 アルゼンチンアリは体長約2.5~3.0mm、長い触角と脚を持ち、スマートな体形をしている。在来のアリに比べ、動きが非常に速いのが特徴で、冬でも活動するが、動きは鈍い。家屋に侵入することが多く、わずか1mmの隙間からでも侵入できる。そして、アルゼンチンアリは複数の女王アリを持っている。

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