知らないうちにクルマで 「運び屋」になってしまう現実! 夏のレジャーは要注意、注意すべき“外来種”の正体とは?

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最新の研究によると、アリは車のなかを移動し、平均60kmも移動できる。夏のレジャーシーズンは移動が増えるため、知らず知らずのうちに「保菌者」になってしまう危険性がある。

温暖化が加速するアリの侵入

アルゼンチンアリ(画像:徳島県)
アルゼンチンアリ(画像:徳島県)

 研究チームの一員でバージニア工科大学を拠点とする昆虫学者のヤン氏は、これはバージニア州や米国東部でも実際に起きている現象だと説明する。

 世界で最も侵略的な種トップ100のうち、5種がアリであり、そのうちの2種はすでにバージニア州に定着している

・アカヒアリ
・アルゼンチンアリ

である。これらのアリは、過去10年間の地球温暖化による気温上昇にともない、生息域をさらに北へと拡大し続けている。

 ヤン氏は、“ヒッチハイク”がこれらのアリが新しい場所に到達する機会を増やし、その拡散を加速させることを示唆している。同氏は将来、バージニア州でも台湾と同様の市民科学プログラムを実施し、侵略的なアリの拡散と個人車両の関係を調査したいと考えている。

 アルゼンチンアリ(Linepithema humile)は日本にも侵入・定着し、生息域の拡大が問題となっている。1993(平成5)年に広島県廿日市(はつかいち)市で初めて定着が確認され、その後、日本各地で報告されている。

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