鉄道利用者の減少で逆に注目? 全国各地の「鉄道公園」、その魅力を再考する
各地の鉄道公園では、廃線となった線路を活用し、蒸気機関車の展示や宿泊施設など、多彩なレジャー体験を提供している。人口減少による鉄道利用者の減少により、今後廃線が増えることが予想されており、鉄道公園の新たな役割への関心が高まっている。
減少する鉄道利用者

なかには展示してある車両や駅舎で宿泊できる施設も見られる。
前述した、秋田県北東部に位置する小坂町の小坂鉄道レールパークでは上野~秋田・青森方面を運行していた寝台特急「あけぼの」24系客車が「ブルートレイン あけぼの」として宿泊施設となっている。
そのほかにも、冬場はイルミネーションで車両を飾ったり、キャンプができたり、バーベキューができたり、花の名所となっていたりと、地域のレジャー資源としてさまざまな活用がされている。
現在、地方では人口減少にともない鉄道利用者が減少、住民の足となっていた地方鉄道は経営の持続が困難になっている。そのため、国の政策もあって鉄道路線からバス路線などに変更することが各地で検討されており、今後は廃線となる路線が増えていく可能性がある。そうなると跡地には記念となる鉄道公園が増えていくのか、かつてと異なる時代性のなかでどうなっていくのか着目したい。
夏休みには車両走行のデモンストレーションを行う鉄道公園もあるだろう。近場の鉄道公園に足を運んでみてはいかがだろうか。