鉄道利用者の減少で逆に注目? 全国各地の「鉄道公園」、その魅力を再考する

キーワード :
,
各地の鉄道公園では、廃線となった線路を活用し、蒸気機関車の展示や宿泊施設など、多彩なレジャー体験を提供している。人口減少による鉄道利用者の減少により、今後廃線が増えることが予想されており、鉄道公園の新たな役割への関心が高まっている。

地域の新たな観光資源

大阪府摂津市にある新幹線公園(画像:摂津市)
大阪府摂津市にある新幹線公園(画像:摂津市)

 廃線は産業構造の変化にともない全国の地方都市で見られたため、鉄道公園の整備も各地で見られる。

 当時を懐かしむシニア層だけでなく、子どもをはじめとして多くの人に鉄道への理解を深めて興味を持ってもらうため、

「誰もが利用する公園」

という形が適していたのだろう。公園というには規模の小さい施設が多いが、その一方で鉄道施設の跡地のなかにはまとまった面積を持つものもあり、新たなにぎわい創出の役割を担ったものもある。

・子連れファミリーのレジャーの受け皿
・地域の観光資源

として機能している施設も少なくない。そもそも、「乗り物遊び」は小さい子どもがはじめる遊びのひとつである。通常の遊園地でも

・ミニトレイン
・ミニSL
・モノレール

などの乗り物の大型遊戯機器が導入されている。鉄道公園のなかにはレールが整備され、走行デモンストレーションや乗車体験ができるイベントがあり、それ自体が目玉のアトラクションとなっている。蒸気機関車は特に人気があるだろう。廃車の有効活用である。

全てのコメントを見る