山梨県の高校生は「バイク通学」が多かった! いったいなぜ?

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山梨県の高校生がバイク通学を選ぶ背景には、厳しい地形と公共交通の不便さがある。県内の交通事故率は全国ワースト2位で、道路事情やガソリン代の高さも課題。バイク通学は便利だが、リスクや費用がともなう。

山梨独特のバイク文化

山梨県を代表するふたつの人気作品。県内各地で広告看板などを見る機会も多い。2作品ともに共通するのが「主人公の高校生がバイク通学する」ことだ(画像:芝海しばうみ)
山梨県を代表するふたつの人気作品。県内各地で広告看板などを見る機会も多い。2作品ともに共通するのが「主人公の高校生がバイク通学する」ことだ(画像:芝海しばうみ)

 山梨県のとある文化が、『スーパーカブ』(トネ・コーケン著、イラスト:博)というタイトルで小説と漫画になり、2021年にはアニメ化もされた。

 この作品の主人公は、ホンダのオートバイ「スーパーカブ」で通学する山梨県の高校生だ。また、同じく山梨県を舞台にバイク通学の高校生たちがキャンプを楽しむ『ゆるキャン△』(あfろ著)を思い出す人も多いだろう。

 本稿では、これらの物語に描かれている山梨県独特とも言える「高校生のバイク通学文化」が広まった理由と、それにまつわる波乱万丈を明らかにしていきたい。

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