新車が全然買えないからといって、ディーラーの「抽選販売」はアリなのか? 「お得意様が買えない」と嘆く営業マンの声

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現在、一部の車両は購入できるユーザーを限定する「抽選販売方式」で販売されている。販売の最前線に立つディーラーは、このことをどう感じているのだろうか。

供給力と需要の不一致

自動車ディーラーのイメージ(画像:写真AC)
自動車ディーラーのイメージ(画像:写真AC)

 最近は、一部の新車を買いたくてもなかなか買えない。その最大の理由は、メーカーの生産能力の限界も含めた「供給力」が、市場の「需要」とマッチしていないからだろう。そのため、購入できるユーザーを限定する「抽選販売方式」で販売されているクルマもある。こうしたメーカーの施策の影響を、販売の最前線にいるディーラーはどう感じているのだろうか。

 かつては、顧客が新車を購入しようと思ったら、ディーラーにふらっと行き、実車を見て、試乗し、見積もりを出してもらい、商談し、注文書に署名・押印して終わりだった。多くのクルマはこのようにして購入できるが、車種によってはそうではない。

 いわゆる台数限定の特別仕様車の場合、メーカーが生産できる台数が限られているため、顧客は販売代理店であるディーラーを通じて「商談権」を得るための抽選に申し込む。抽選に当たった人だけがそのクルマを購入できる、というスキームだ。

 しかし現在では、限定車以外でも商談権の抽選があり、注文しても納車まで数年待たされることもある。トヨタ・ランドクルーザーや日産GT-Rがその代表例だ。人気車種になればなるほど、日本だけでなく海外でも購入が難しくなる。

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