多くの人が勘違い? 昨年誕生した「特定小型原付」は、電動キックボードのためだけじゃなかった!
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昨年、特定小型原付が誕生した。これにともない、原付は「一般原付」と呼ばれるようになった。ただ、いまだに「特定小型原付 = 電動キックボード」と思っている人も多いのではないだろうか。
特定小型原付の可能性

アプリは自転車と基本的に同じだが、初めて乗る際には交通ルールテストを受けなければ借りることができない。利用料金は、自転車が最初の30分130円で、以降15分ごとに100円が加算されるのに対して、
「15分ごとに100円」
それぞれ12時間料金もあるが、こちらは自転車の1800円に対して4000円になっている。
実際に乗ってみると、自転車と違って足の位置が左右同じであることに最初は戸惑ったものの、数秒後には電動キックボードとは段違いの安定感と、自転車に近いことによる安心感が伝わってきた。そして当然ながら、こがないので楽でもある。
OpenStreetはこれに続き、2023年4月に施行された「移動用小型車」(電動車いすと同等のモビリティ)についても、2024年中の導入を予定しており、他の特定小型原付についても検討しているとのことだ。
電動車両は小さいほど短所が目立たず、長所が発揮できる。しかしこれまでの日本では、それに見合ったカテゴリーがなかった。電動車いすは歩行者扱いで6km/hしか出ないので、
「モビリティ = 移動可能性」
という点では役不足だった。
そこで考えられたカテゴリーが、特定小型原付だと思っている。当初は電動キックボードしか該当する車両がなかったので賛否両論だったが、ここで紹介したように、それ以外の乗り物も該当する。
3輪や4輪の特定小型原付が出てくれば、運転免許返納後の高齢者の移動手段として有望だし、電動車いすの利用者により機動的なモビリティを提供することもできる。今回取材したOpenStreetは、そのあたりまで見据えて展開しているようであり、今後の動きにも注目していきたい。